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ペルー記


by mieko_0220
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卯年にウサギを。

最後のお昼ご飯、何にする?トリ?ブタ?ウシ?ヒツジ?クイ?何か?

悩んだ結果・・・

今年は「卯年」ということで、「ウサギを食べないと日本に帰れない!」という事で、ウサギに決定。

とりあえず、ウサギを探しに行ってきました。(もちろん野生のを捕まえにではなく、ウサギを飼っている家を探しに。)

途中でドン・パンチョ(通称:ハチミツおじさん)に出会い、「日本に帰るねん。」と言うと、ドン・パンチョがハチミツを巣付きでプレゼントしてくれました。もちろんハチミツだけでこんなに食べれるわけもなく、お持ち帰り。
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そんな優しいドン・パンチョがウサギを飼っている人を紹介してくれました。
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そして紹介された家に連れて行ってもらうと・・・そこはまるで小動物園。小さな池があり、そこでアヒルと七面鳥、そしてカモが。もちろん、奥にはクイが。
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そして、ついに発見!ウサギさん達。超可愛いです。そしておばちゃんが選びぬいたウサギさんを袋に。ウサギ一匹20ソレス(600円)。ちなみにクイはあんなに小さいのに1匹12~15ソレス(360~450円)
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おばちゃん、なぜか私のことを知っていました。「毎朝走ってる少女。」と。で、またまた「日本に帰るねん。」というと、おばちゃん、うさぎさんをタダでくれました。(もちろん支払う気満々だったんですが。)

最初はやる気満々だったうさぎさんの下処理。白い可愛らしいウサギさんの殺される姿はやはり遠目でしか見れず。おケツがなんだか悲しいです。
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ウサギさんの下処理の仕方はアヒルともクイとも違って、皮を剥ぎます。羊や牛とかと一緒らしいです。ウサギ肉、真っ白で脂肪がほとんどないんです。
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下処理が終わったウサギ肉はサルモネラ菌を殺す為、塩水のお風呂に浸からせて3時間ほど。その後、調味料を合わせたお風呂に移してそのまま1日放置。
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もちろん剥ぎ取ったうさぎさんの革はカバンを作ることに。塩揉みしてからシャンプで手洗い。そしてお陽さんに当てて乾かします。
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引き続き、ウサギ肉。次の日、コトコト煮込みます。何度もひっくり返しながら、汁気がなくなるまでじっくりと。約3時間半。
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その間にちまき作り。もちろん味付けは日本味。これが結構人気なんです。
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あと一品はお豆腐。友達からもらった簡単に作れる豆腐。リマでは木綿豆腐は手に入れることができるのですが、これは絹ごし豆腐。感動の味。帰国したら冷奴を1丁一人占めしたいと思います。
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そんなこんなしているうちにウサギ料理完成!ウサギ肉、一匹20ソレス(払ってませんが)とは思えない程の肉量。んでもって、美味しかったです。
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ウサギを食べて、先日からの悪運をカハバンバに全部置いて帰国。そして、今年も残り半年元気に過ごせそうです!
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by mieko_0220 | 2011-06-11 12:30 | 食事